【Studio One5.3】コードトラック機能がさらに便利になった【アップデート】

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Studio OneにVer5.3アップデートが行われ、いくつかの新機能が追加されました。

その中のひとつ、コードトラックに関する新要素にて、コードトラックからインストゥルメントトラックへドラッグ&ドロップでコード入力が可能となりました。

今までずっと「何でこれができないんだ」と思っていた機能がついに追加されたので、今回はその新要素を分かりやすく取り上げていきたいと思います。

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新しくコードトラックで出来るようになったこと

トラックに対してコードを入力できるようになった

分かりやすく説明すると、こうです。

chord-1

今までは、各トラックからコードトラックへ持ってきてコード名を表示させることは可能でしたが、

今回のアップデートでコードトラックから各トラックへコードを入力することが可能になりました。

つまり、一方通行だった関係が解消されたわけです。

オーディオイベントからインストゥルメントトラックにも

オーディオイベントにコード情報を入力しておけば、そこからもインストゥルメントトラックへコードを入力することができます。

chord-2

この赤で四角く囲った部分を入力しておくと、インストゥルメントトラックへドラッグ&ドロップでこうなります。

chord-3

オーディオ下部に入力されているコード通りにMIDIが入力されました。

この機能を使ってできること

まず前提として、鍵盤がバリバリに得意な方は何事も弾いて入力するのが最良だと思います。

あくまでその上での話ですが、僕のような鍵盤が不得意でギターを片手にコード進行を考えるようなタイプの人への提案です。

コードトラックにメモをとるようにコードを入力していき、最後にピアノやエレピのトラックにどーんと持ってくればコードを鳴らすトラックが完成する。

という使い方は、コード進行を完成させてから歌メロを乗せる作曲法を取る場合、なかなか使えそうな方法ではないでしょうか。

今回のまとめ

今回の記事、いかがだったでしょうか。

Ver5.3はStudio One5ユーザーなら無料のマイナーアップデートですが、地味ながら便利になりました。

他の追加機能や以前のアップデートの内容が知りたい場合は日本版公式サイトへのリンクを張っておきますのでそちらを覗いてみてください。

それでは。

↑Ver5.4の追加機能も記事にしました↑