簡単に移調できるギターの便利アイテムであるカポタスト。
アコギで使うものと思いきや、エレキでも時折使っている方を見かけます。
ギタリストがカポタストを選ぶ基準は、付け外しの容易さやピッチの安定感など色々とあると思います。
今回の記事では、カポタストの中でも見た目だけに特化していて、なおかつ実際の使用に耐えうる製品を1つ紹介したいと思います。
指板に喰らいつくサメ型のカポタスト
外観
百聞は一見にしかず、とも言います。まずは画像を。
全身金色でギラギラしてます。
ネックと弦に触れる部分である白い歯の部分は、硬めのゴムのような素材になっています。
次はギターに装着した場面を。
かじりついてます。
写真のギターはストラトなのですが、サイズ的にはあと少し余裕があるかなといった感じです。
アコギはOKだけど、太いネックのクラシックギターには少し小さいかも。というサイズ感です。
良い点
個性ある見た目
何よりも見た目にインパクトがあるのが一番の長所だとおもいます。
正直なところ、カポタストとしてはもっと安いものも沢山あるし、それらも十分な働きはしれくれます。
そんな中で何か人と違ったものが良いとか、目立つアイテムがほしいという方には、一考の余地はあるのではないでしょうか。
意外としっかりしてる
こういうお遊び系に見られるアイテムの中には、道具として必要な能力が足りていないものもあったりします。
その点、このサメのカポは「意外にしっかり使える作りだなぁ」と感じています。
僕が購入したのは3年ほど前なのですが、未だに使えていますし、ゴム部分が駄目になったりということも有りません。
最低限、普通の使用に耐えうるスペックは持っている、と言えると思います。
悪い点
重い
他のカポと比較したときにまず気になるのが、カポそのものの重さです。
初めて手にしたとき、すごく素材の金属感をずしりとその手に感じることと思います。
ヘッド落ちが気になるギターなんかには、使うと症状が悪化するかもしれません。
なんか尖ってる
なんかやたらと突起が多いんですよね。
鼻先に尻尾の先に背びれにと尖った部分が多い形状をしています。
さすがに角は丸めてあるので触ると指に刺さるとかはないのですが、先程述べた重量のことも有り、高いところからギターのボディに落としたりすると結構な傷が付いちゃうんじゃないかと思います。
開けるとき少し指が痛い
このカポの形状から、下あごの突起を銃の引き金を引くように開けることになります。
開けるための突起部が指一本分くらいの長さしか無いので、人差し指一本でやる以外は難しい感じです。
この作業のとき、ちょっと指が痛いです。
カポの出番がたまにしか無い方や、一度つけたらしばらく外さない方はあまり気にならないと思いますが、ひんぱんに付け外しする方にとっては気になってくることと思います。
今回のまとめ
今回ご紹介したサメ型のカポ、いかがだったでしょうか。
楽器類は音の良さや作りの良さももちろん大事なのですが、見た目というも重要な要素ではないかと思います。
今回の記事が心に止まった方は、ぜひ一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
それでは。