演奏中にギターからストラップが外れる事故を防ぐためのストラップロック。
大定番はSchallerに代表されるロックピンですね。
Ibanezあたりだとギター購入時に最初から搭載されていたり、Schaller以外にもERNIE BALLやFenderからもロックピンが発売されていたりと、ストラップをロックする方法としては確固たる地位を築いています。
僕も例に漏れずロックピンのついたギターを持っているのですが、案外「ロックピン最高!」とはならなかったタイプです。
その理由として、僕が思うロックピンの良さというのは「しっかり固定される+すぐ外せる」この2点に尽きると感じています。
なので、めったにストラップを外すことのない僕としては「別に他の固定方法でも大して変わらないよな~」なんて思ったりしてしまいます。
ロックピンがベストだと言えるケースというのは2つあると思っていて、1つ目はストラップをつけたままではハードケースに入らないギターを使用しているケース。
もう1つは一本の気に入ったストラップをいろんなギターで使いまわしたいケース。
今回この記事では上記の2つのケースに当てはまらない「固定できれば何でもいい派」の方へおすすめなストラップロックを紹介していきます。
この時代にあえてロックピン以外のおすすめストラップロックを紹介する
ロックピン以外のロックの良いところは2点あると思っています。
それは、ギター本体のピンをドライバーで付け替えるような手間がないこと。
そしてロックピンより安価であること。
もし今後、何本ものギターやベースのストラップロックをしていくことになるなら、ちりも積もればで結構な金額変わってくるんじゃないかと思います。
Fender – Strap Blocks
カラフルなゴム素材の輪っかです。
使い方としては、[ギターにストラップを付ける]→[Strap Blocksをはめる]
以上でOKです。
価格は650円前後で4つ入っています。
4つということは、2本分です。
ギターにもベースにも使用しているんですが一度も外れたことはなく、一本あたりの単価でいうとこの方法がかなり安く上がるんじゃないかと思います。
ERNIE BALLからも同じようなのが同じような値段で出てます。使った感じではどちらも差はないです。
D’Addario – Dual Lock Strap Clip
こちらは黒いプラ素材。
使い方は[ストラップを付ける]→[エンドピンをDual Lock Strap Clipの大きい穴に通す]→[細い穴の方へスライドさせる]
こちらもかなりお手軽に取り付けることができます。
価格は2個入りで700円前後。
単純な値段だけでいうと先程のFenderにボロ負けですが、このDual Lock Strap Clipにはちょっとした特徴があります。
シールドを挟むことができるクリップ部がついていて、ギターやベースのジャックから出てくるシールドを固定することができます。
不意にシールドを踏んで抜けてしまうのを防止するために、エンドピン付近のストラップにシールドを通す防止策はよく見られるものかと思います。
その際のシールドを挟んで固定しておく役割をストラップロックに併せ持たせたものと言うわけです。
全員におすすめというわけではないですが、こちらのほうが気に入る方もいるのでは、と思います。
今回のまとめ
今回の記事では、あえてロックピン以外でおすすめなストラップロックを紹介しました。
僕は基本的にすべてのギターとベースにそれぞれストラップを付けているので、こういった方法で落下防止策をとっています。
全部のギターにロックピンを付けて、弾きたいときにストラップをつけるというスタイルもそれはそれで有りだと思うので、ぜひ自分にあったスタイルを取ってみてください。
大事なギターを落として傷つけることの無いよう、お財布の関係でのロックピン導入までのつなぎでもいいのでストラップは何かしらの形でロックしておくことをおすすめします。
それでは。